軽井沢ワークショップ第4回レポート
2026.04.23
2026年3月18日、長野県軽井沢町にある保健福祉複合施設「木もれ陽の里」内の地域活動支援センターにて、シリーズワークショップ「音楽を感じることと、描くことを“ひとつ”にできるか?」の最終回が開催されました。2025年7月から4回にわたって続いてきたシリーズの、最後の一日です。
1年間の集大成として
2025年から続いてきたこのシリーズは、「音」という目に見えないものをアートへと変換する試みを軸に、毎回ちがう素材や方法で表現を重ねてきました。最終回は、過去3回で人気の高かったプログラムを再び取り上げる構成。参加者が1年かけて制作してきたアート作品が、またあらたな形で使われます。
ワークショップ① 自分だけのトートバッグをつくろう
最初のプログラムは、アイロンプリントシートを使ったトートバッグづくり。シートに使われている絵は、過去のワークショップで参加者が制作した作品です。たくさんのシートの中からお気に入りの1枚を選び、ハサミや押し型で自由に切り抜いて、トートバッグの上に並べていきます。
配置が決まったら、スタッフがホットプレス機で転写。台紙をゆっくりと剥がすたびに、それぞれの絵柄が現れ、会場のあちこちで歓声や笑い声が上がりました。
誰かの絵が、別の誰かのトートバッグになる。1年分のアートが、少しずつ形を変えながら続いています。
ワークショップ② 絵の上に、もうひとつの世界を重ねて
2つ目は、既存の絵の上に透明なシートを重ね、自由に描き加えるプログラムです。元となる絵も、過去のワークショップで誰かが描いたもの。太いペンや筆、キラキラシール、目玉柄のシールなど多彩な素材を使いながら、もとの作者が想像しなかったような展開が生まれていきます。
盛り上がるにつれ、シール素材を自分の顔に貼り付けて「体ごと作品」になってしまった男の子も登場。アート制作と明るい声が混ざり合う、にぎやかな時間でした。
「アート・あぷりえ」チームとともに
このワークショップは、軽井沢をベースに活動するデザインオフィス・konstの監修のもと、軽井沢町の「障がい者の社会参加・就労の機会確保事業」として委託を受けた軽井沢町社会福祉協議会とkonstによる「アート・あぷりえ」チームのご協力のもと実施されています。
「アート・あぷりえ」との協働は、来年度も続く予定です。